冬休みの学習記録(2025→2026)

はじめまして、現在セイロップで社員として働いている塩見と申します。

入社時期は2025年の9月で、エンジニアとしては8年目を迎えました。現在は飲食店向けのモバイルオーダーアプリ、POSアプリなどをSESにて開発しています。転職後は現場、メンバーに恵まれ、とても充実した毎日で日々感謝しております。

本日は、2025年の年末の個人的な学習記録について、簡単に綴っていきます。

キャッチアップ


冬休みにはまず、業務で使用している技術とAI関連に関していくつか実験を行いました。

具体的には、業務で初めて触れたFlutterのライブラリなどについて、自身が持っている実験用のアプリに使ってみて色々試行錯誤し、可能性や限界を探ってみたりしていました。

また、AIではCursorで提供されているcomposerについて色々試してみました。実装スピードが早く、提案されるコードの精度も高くて驚いています。もともとGitHub Copilotを使用していましたが、現在はこちらの方が個人的には好みで切り替えてみております。

近年ではAIをはじめとした技術の進歩が速く、「自身の使っていたモデルよりも他社の方が良くなったらしい!」などといった話題が定期的に出てきている状況です。ですのである時点での評判をずっと信じ続けるのではなく、定期的に自身でフィーリングや使いどころなど試していくしかないなと感じています。

AI分野は有益な発信をしてくれるインフルエンサーも多いですが一方で言葉で煽る人もいて、そういった方々に変に躍動されないためにも自身で試していったり周囲のエンジニアと意見交換したりすることが重要と考えています。

その意味でも、冬休みに気になった技術について時間をかけて検証できたのは良かったと感じています。

技術関係の読書


年末年始で、以下の技術書を読みました(厳密には年末途中からですが)。

「UNIXという考え方」

UNIX OSの設計思想について書かれた本。

「ゆるコンピュータ科学ラジオ」というYouTubeチャンネルが好きなのですがそちらで紹介されており読んでみました。

普段UNIX系OSはmacOSやiOSなど使用していますが、UNIXそのものを意識することがあるのは、コンソールなどからのLinux操作時ではないでしょうか。本書では、それらの源流であるUNIXが当初設計されるにあたっての、ベースとなる思想について書いてあります。

例をあげると、「紙での情報管理だと、物理的な管理も難しければ検索性もない。それに自然破壊(木の伐採など)につながる」などいった、技術的な側面にとどまらない総合的な合理的解決が根にあるような考えまで紹介されています。当時から今につながるエンジニアという職業の性が感じられてとても面白いです。

ページ数も多くなく技術的な用語も比較的少ないので、読みやすいと思います。

「コンピュータはなぜ動くのか」

この本とは別に「プログラムはなぜ動くのか」という本が出ているのですが、その本の派生シリーズとして出ている本です。

我々が書いたプログラムがどうやって機械として処理されるのか、といった根本理解的な内容で書かれています。処理命令がCPUに到達までに必要なハードウェア構成や、アセンブリ言語を用いた操作などが紹介されています。その類の本の中では読みやすいのではないかなと個人的には感じました(無知識な状態で大学の教科書など手に取るよりは幾分わかりやすいです)。

これらの本を手に取った理由としては、近年のAIの発展に対する疑問でした。実際プログラムを書く作業はある程度AIが担える範囲が広がってきていますが、それらをどのようにコンピュータで実行するかという部分はまだ今後何年も変わらないのではないかと個人的に思ったので、それを確かめるべく読んでみました。

ノイマンやカーニハンのような天才の設計物が、今でも現役で使われていることには、深く敬意を抱くと同時に恐ろしさも感じてしまいます。数人の天才が生み出したものは何年にもわたり時代を支配しているような気がして。

巨人の肩に乗っているということを定期的に分からされているような感覚で、コンピュータ世界の奥深さを知れたようなそんな本でした。

まとめ


以上、年末年始の勉強についてまとめました。

新しい技術が現れると不安になってしまう気質は僕自身あるのですが、そういう時こそ真正面から当たってみるという姿勢が大事だなと、少ないながらも過去の経験から思います。

こわいとも思いつつ、それでいて好奇心も大事にする。ウニが美味しい食べ物だと初めて発見した人のように。そんな気持ちで今後もいろいろためしていけたらと感じています。

今年関わらせていただく皆様へ。本年もよろしくお願いいたします。