
2026年5月末、ムニノバグループ傘下のアイフル株式会社およびソフトウェア開発会社5社が参加する合同ハッカソンが開催されました。
2日間にわたる本イベントに、セイロップからも3名のエンジニアが参加。フルAIでのシステム開発に挑戦し、技術力とアイデアを競い合いました。
今回は、その様子をご紹介します。
なお、詳しい内容はムニノバグループのnoteでも紹介されていますので、ぜひあわせてご覧ください。
参加会社(順不同)

- アイフル株式会社
- 株式会社セイロップ ⇐弊社
- セブンシーズ株式会社
- 株式会社Liblock
- スマートリンク株式会社
- 株式会社テンプレイト
フルAIでのシステム開発に挑戦

今回のハッカソン最大の特徴は、AIを活用した開発そのものではなく、「AI-Only Rule」が採用されていたことです。
このルールでは、要件定義から実装、テストに至るまで、すべての工程をAIへの指示によって進めます。
なお、本ハッカソンでは参加者全員に運営からClaude Codeのプレミアムシートが提供されました。
AIを十分に活用できる環境が用意されていたことで、参加者はAIの能力を最大限に引き出しながら開発に集中することができました。
参加者はコードを直接記述することができず、エラーが発生した場合も、自分で修正するのではなくAIに改善指示を出して解決しなければなりません。
つまり競われたのはプログラミングスキルそのものではなく、
- 何を作るべきかを整理する力
- AIへ適切に指示を出す力
- 出力結果を評価し改善する力
といった、AI時代の開発に求められるオーケストレーション能力でした。
参加者はコードを書かず、AIへの指示のみで開発を進めるため、普段以上に「何を作るか」「どう伝えるか」が重要になるイベントでもありました。
当初は、AIを使った開発スタイル(バイブコーディング)やハッカソン特有のスピード感に戸惑う場面もあったようです。しかし試行錯誤を重ねるうちに開発サイクルが回り始め、「AIと一緒に開発する感覚」をつかめるようになっていきました。
短時間でアイデアを形にしながら改善を繰り返していく様子は、まさにAI時代ならではの開発体験だったようです。

セイロップチームの挑戦
セイロップからは計3名が参加しました。
Flutterエンジニアがフロントエンドを担当し、Webエンジニアが実装全般を担当しました。シニアエンジニアはシステム設計やバックエンドに加え、チームビルディングやメンタル面のサポートまで幅広く担ってくれました。
開発中に特に印象的だったのは、単に「動くものを作る」のではなく、その先まで見据えた開発を行えたことです。
今回セイロップチームは、短期間のハッカソンでありながら、
- 拡張性
- 保守性
- スケーラビリティ
まで意識したシステム設計に挑戦しました。
運営からも、
「システム設計面では別格の評価だった」
とのコメントをいただくなど、設計品質について高い評価を受けることができました。

あえて難しい挑戦を選ぶ
セイロップチームは、さらに高い完成度を目指し、エンベディング処理をGitHub Codespaces上で展開するという、ハッカソンとしてはかなり挑戦的な構成を採用しました。
結果として、マシンパワーの限界に直面し、開発環境が停止するトラブルが発生。最終的な評価にも影響し、惜しくも優勝には届きませんでした。
それでもメンバーは最後まで諦めることなく改善を続け、
「せっかくなら面白いことをやろう」
という姿勢を崩すことなく、開発に取り組んでいました。
ハッカソンの様子を見ていた弊社代表からは、
「環境が壊れなければ優勝候補だったのでは」
という声も上がっていました。悔しい!!!
しかし、今回のハッカソンで強く印象に残ったのは、失敗を恐れて無難な選択をするのではなく、より良いものを目指して挑戦する姿勢でした。
この挑戦心は、セイロップのエンジニアたちが普段の業務でも大切にしている価値観のひとつです(もちろん、お客様に提供するソフトウェアには不具合がないようにしています!)。

「楽しもう」を体現したチーム
今回のハッカソンでセイロップチームの中で自然に共有されていた価値観が、
「楽しもう」
という姿勢でした。
評価やプレッシャーのある場であっても、新しい技術に触れ、試行錯誤しながらプロダクトを作る時間そのものを楽しむ。
そんな空気がチーム全体に流れていました。
弊社代表からも、
「ハッカソンを一番楽しんでいたのはセイロップだったのでは」
という言葉がありました。
技術を楽しみながら学び、挑戦し続ける。
それもまた、セイロップらしさの一つなのかもしれません。
普段は見えない頑張りが見えた
SESという働き方では、同じ会社に所属していても、日々どのような業務に取り組んでいるのかを直接見る機会はなかなか多くありません。
今回のハッカソンでは、それぞれが真剣に課題に向き合い、チームで協力しながら開発を進める姿を見ることができました。
また、営業職の参加者が、エンジニアの業務理解を活かしてアイデアを形にしている場面もあり、職種を超えた協力の重要性について改めて実感する機会にもなりました。
グループ会社のメンバー同士が交流しながら学び合えることも、このハッカソンの大きな価値だったように思います。

さいごに
今回のハッカソンで生まれたアイデアや成果物は、今後の業務への活用も検討されています。
生成AIの進化によって、開発の進め方は大きく変わりつつあります。しかし、その中でも重要なのは、技術そのものではなく「どんな課題を解決したいのか」「どこまで挑戦するのか」という姿勢ではないでしょうか。
セイロップでは、新しい技術への挑戦を歓迎する文化があります。
まずやってみる。
失敗しても学ぶ。
そしてまた挑戦する。
そんな環境に興味を持っていただけた方は、ぜひ採用情報もご覧ください。